墓参り No1
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母の命日なので真鶴にある墓苑に墓参りに行って来ました
母が亡くなった事はもう8年前になります
突然クモ膜下出血で倒れましたが、私が気がつくのが遅れしばらく経ってから母の住む家に行き気が付きました
既に意識と心配停止していましたが、直ぐに人工呼吸しながら救急車を呼びました
隊員の懸命な蘇生のお陰で心臓だけは動き出しましたが運ばれた病院でクモ膜下出血でMRIを撮ると頭の中が真っ白(出血の為)です。と医者から言われました
歳も歳だし、回復は有り得ないと覚悟を決めました
前日までは私が写真を撮りに行くと「早く帰って来なさい」と言われましたが、この時は何も感じませんでした
後からす考えると何となく自分の体に不安があったのだろうと思います
孫に当る娘が翌日から夏休になり、娘と共に母と冷やして有ったメロンを食べてご機嫌な母でした
機嫌がいいので鍼治療連れて行こうと母にそのことを伝えた所、急に怒り出し「行かない」の一点張り
母の余りの剣幕に自分の家に戻り、落ち着くのを待つことにしましたが、帰って暫くすると「ガタン」と言う音が聞こえました
何となく嫌な予感がしましたが、台所の床板収納板を踏むとそんな音がするので暫く様子を見ていました
それから暫く経って様子を見に行くと台所で母が倒れているので驚いて母を抱き起こしました
口からは吐いたものが出ていましたが。気分が悪くなり台所に行った所で倒れたのだろうと思います
直ぐに人工呼吸と娘を呼んで救急車の手配をしました
ちなみに母が倒れる2年前に父が倒れて亡くなった時来た救急隊員の方でした
病院で心臓だけは動きましたが、意識と自呼吸は出来ないので生命維持差装置に繋がれました
それから3日間生きましたが意識の回復は無く病院から連絡が有り、駆けつけたときには心臓の鼓動も弱くなっていました
それでも私が体を摩ると心臓の鼓動も早くになります
何度も同じことが起きるので、母は分かってくれているのだろう・・・
と思うことにしました
それから母は父の居る天国に旅立ちました
不思議なことに私の誕生日が9日でこの次の日に母が亡くなりましたが、10日は私の知らない長男が2歳で亡くなった命日です
私の誕生日は避けて、長男の命日に亡くなったのは何か運命を感じます
母は生前から父の田舎にある墓所には入りたくない
と言っていたので、母が好きだった海が見える開けた墓所を探していました
知り合いに真鶴の墓苑にいる方が居て見に行って気に入ったので決めました
今は父と母仲良く眠っています
ちなみに長男は戦争で終戦になり、本土に引き上げる途中病気で亡くなりました
そんなことで年に何回か真鶴に行って墓参をしています
その墓苑から見える景色です
by y-Sharaku-2
| 2018-08-13 12:34
| その他